ラドンガスとは・・・
■ラドン
地球上に存在する放射性物質で、ラジウムが壊変した時に発生します。ラドンガスは、無色透明の気体で、大気中には常に一定のラドンが含まれています。
自然界に存在する放射性物質が出す放射線を 「自然放射線」 と呼び、大地や宇宙、そして食べ物からも放射線が出ています。
(左の写真は、ラジウム鉱石です。)
「ラドン浴の四代聖地」ハイルシュトレンの坑道内
バドガシュタイン
オーストリア
歴史ある天然のラドン浴場
オーストリアのガシュタイナー・ハイルシュトレインは、天然放射線、ホルミシス効果を治療に利用している世界的に有名なラドン浴場です。廃坑となった坑道内に自然に溜まったラドンガスを利用し、ラドン浴が行われています。
第二次世界大戦中、捕虜による金探鉱が行われるなか、厳しい労働下にもかかわらず、誰もが健康を保ち、持病が治るなどの報告がありました。廃坑後に調査が行われ、その結果、坑道内の高いラドン濃度が確認されたのです。
ドイツ・オーストリアでは、ラドン浴は自然療法、坑道療法として確立され、医師が患者にラドン療法を勧めるケースもあります。
「ラドン浴の四代聖地」ラドンヘルス・マイン坑道内
ラドンヘルス・マイン
アメリカ モンタナ州
地下25mでのラドン浴
アメリカ・モンタナ州南西部のボールダー近郊に、ラドン浴施設「ラドンヘルス・マイン」があります。以前は銀や鉛の採掘場として、地下深くまで採掘が進められていました。
1951年、同鉱山の地下坑道を数回訪れた夫人の滑液のう炎の痛みが消えたことから評判になり、健康施設になりました。
着衣のまま1時間半坑道内で過ごし、ラドンガスを吸う方法が用いられています。これを約10日間続けるのがワンクールとなっています。
「ラドン浴の四代聖地」東北地方にある 玉川温泉の風景
玉川温泉
秋田県と岩手県の県境にある岩盤浴発祥の地
難病の回復を期待するラドン浴
源泉は98度で毎分9,000リットル湧き、日本一の湧出量を誇ります。また、玉川温泉は、強酸性泉(PH1.2)ということで有名です。
湯治と岩盤浴を組み合わせた独特の温泉スタイルは、温熱による健康効果や美容効果への期待も加味されていて、女性も多く訪れます。
玉川温泉には、特別天然記念物に指定されている 「北投石」が地下に埋まっています。北投石はラジウムを含み、放射性を持っています。そのため、いくつかの場所で高い放射線が測定されています。
玉川温泉では、素晴らしい効果をあげている温泉の効能により、非常に多くのリピーターに支えられています。
ホルミシスルームは予約制となっております。
お問い合わせは、フレンド薬局にて承ります。
ご利用の方は、お電話、または 店頭にてご確認ください。